用語集

さ行

サ行

酢酸ジフロラゾン

分子式:C26H32F2O7
外用合成副腎皮質ホルモン剤

強さのランク:Strongest(最強)

  • ジフラール、ダイアコートなど

酢酸ヒドロコルチゾン

分子式:C23H32O6
外用合成副腎皮質ホルモン剤

強さのランク:Weak(弱い)

  • コルテスなど


ジフルプレドナート

分子式:C27H34F2O7
外用合成副腎皮質ホルモン剤

強さのランク:Very Strong(非常に強力)

  • マイザー、サイベース、シフナール、スチブロン、トリホモン、ナルタール、プラパスタ、フルナート、ソロミーなど

ジプロピオン酸ベタメタゾン

分子式:C28H37FO7
外用合成副腎皮質ホルモン剤

強さのランク:Very Strong(非常に強力)

  • リンデロン-DP、ダイプロセル、デルモゾール-DP、フロダーム、ディーピーポロン、ヒズボットなど


ステロイド(抗炎症薬)

ステロイドとは、「筋肉増強剤」としてのアナボリック・ステロイドと「副腎皮質ホルモン」としての抗炎症性ステロイドがある。

この用語集では後者の抗炎症性ステロイドを説明する。

腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の部分、皮質といわれるところで作られるホルモン。
副腎皮質ホルモンとも呼ばれている。
普通の状態でも常に体内で作られていて、体に対する様々なストレスに対処し、生きていく上で重要な働きがある。

糖質コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といって、治療にあてている。

全ての医療用医薬品において、最も健康保険の適応となる疾患が多い医薬品である。

副腎皮質ホルモンのもつ抗炎症作用や、免疫抑制作用に着目した化合物。
アレルギー性疾患ほか、様々な病気の治療に用いられる医薬品。

ステロイド骨格を有するステロイド製剤は細胞膜を透過しやすく、血中から末端組織に容易に移行する。

ステロイド大量療法を長期間続けることは副作用のため難しく、原疾患のコントロールができ次第、原疾患が再燃しない程度、そして離脱症候群が起らないように漸減していくのが一般的と言われている。

外用剤については当サイトのステロイド一覧表を参照してください。




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