アトピー研究会
アトピー性皮膚炎は季節や環境によって良くなって行く過程や、
悪くなるタイミングが人によってそれぞれ違うと言われています。
私はこれまで約20年アトピーを経験しているわけですが、あり
とあらゆる療法は今までにたくさん試みてきたつもりです。
会を運営してきて完治された方に、
「どうして良くなったのか?」
を伺って見ますと、ほとんどの方が、
「いつのまにか良くなりました」
と言われます。
この「いつのまにか」には、その人の内(なか)にどのような事が
起こっていったのかが気になるところです。
残念なことに完治していくまでのデータを取っているものはどこを
探しても見当たりません。
この場合、アトピーの症状よりも、他のことに「気」が向くことによって、だんだん気がつかないうちに良くなっていくのではないでしょうか?
私はこの精神面こそアトピーを治していく上で野放しにしてはいけない分野だと思いました。
最近ではお医者さんから、
「アトピー性皮膚炎は心の問題が大きい」
ということをあちらこちらで聞くことが増えてきました。
しかし、治療という行為になると、論文等の裏づけによる必要性が出てきます。
エビデンスとして確立したものであれば、治療として前向きに使っていけますが、こと「心の問題」となるとどうでしょうか?
アトピーガイドラインにそういった目に見えない分野についての項目が記せるでしょうか?
目に見える理論、根拠がないと治療法として受け入れられないのは、アトピーを「心の問題」として活躍している医師の貢献も小さく見えてしまいます。
しかし、私が大事だと思っていることは、そうした人間の内(なか)にある目に見えないところに根本的な原因があるのではと思います。
「映し鏡」という言葉があります。
自分の内にあるものが、意識的にせよ無意識的にせよ外側に出ているということは、宇宙の法則と言えるのではないでしょうか?
そういった精神面、スピリチュアル的な観点からアトピーを探っていこうというのが、この「アトピー研究会」の主旨です。
アトピーをとことん目に見えない理論理屈では実証できないところから、心の中を研究していきませんか?
臨床心理学や理学療法を学ぶということではなく、一般の方でも簡単に自分自身で気付いていけるようなお話がベストだと思います。
アトピーを患者さん達がチームとなって考えたり感じたりすることで、問題解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか?
みなさまの参加をお待ちしています。
●参加について
入力フォームに必要事項を記入して送信していただきます。
お名前とメールアドレスをアトピー研究会のメーリングリストに登録いたします。
この中で思った意見をどんどん述べていきましょう。
難しい文章は必要ありません。
例えば、「こういった状況の時に顔がぶわ〜っと熱く感じました」というふうに言葉に表現するのが難しいこともあると思います。
感じたそのままを表現しにくいながらも自由に書いてください。
それをみなさんで話し合うのもとても面白いと思いますし、いいヒントになるかも知れません。
インターネットを通してお話ができるスカイプ会議も考えています。
みなさまと実際にお会いしての交流会も企画します。
お茶でも飲みながらディスカッションしましょう。
<今迄の研究報告>
- アトピーに対して原因をとことん考えていくと、きりがなくなった。(笑)
- 今まで、周りのせいにして自分の気持ちを治めていることに気付いた。
- 出会ってきた人や医師の治療法、環境に対して不平不満を言っていたが、それは自分に対して責任がなく、すべて(もののみごとに)アトピーになった原因を他者のせいにしていた。
以上のように正当化することで、自分に向き合うことから逃げていたことに気付いた。
このことから観点ががらりと変わり、気持ちが楽になり心が広くなった。
論文のような書術は必要ありません。
目に見えないことがいかに大きく関わっているのかを深く見て行きましょう。
個人情報は厳重に管理し、第三者に譲渡することはありません。
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