用語集
か行
カ行
γ-リノレン酸(ガンマ リノレンさん)
不飽和脂肪酸のひとつ。
γ-リノレン酸は、抗炎症性の誘導体の原料となるジホモ-γ-リノレン酸に変換されるが、ジホモ-γ-リノレン酸は炎症性の誘導体の原料となるアラキドン酸に変換される。
メマツヨイグサ(雌待宵草)の種子からとられる月見草オイルは、γ-リノレン酸が豊富であるため、サプリメントとして販売されている。
吉草酸酢酸プレドニゾロン
分子式:C28H38O7
外用合成副腎皮質ホルモン剤
強さのランク:Medium(中程度)
- リドメックス、スピラゾンなど
吉草酸ジフルコルトロン
分子式:C27H36F2O5
外用合成副腎皮質ホルモン剤
強さのランク:Very Strong(非常に強力)
- テクスメテン、ネリゾナなど
吉草酸デキサメタゾン
分子式:C27H37FO6
外用合成副腎皮質ホルモン剤
強さのランク:Strong(強力)
- ザルックス、ボアラなど
吉草酸ベタメタゾン
分子式:C27H37FO6
外用合成副腎皮質ホルモン剤
強さのランク:Strong(強力)
- ベトネベート、リンデロン-V(G)など
グリチルリチン酸
分子式:C42H62O16
グリチルリチン酸は甘草の根に含まれる有効成分である。
スクロース(砂糖)の30から50倍の甘みを持つといわれている。
抗炎症作用があり、薬効は多数。
アレルギー疾患、アトピー性皮膚炎、膠原病、消化性潰瘍など。
ステロイド剤が「糖類代謝ホルモン」と同じ構造をしているのと同じように、グリチルリチン酸は「塩類代謝ホルモン」と同じ構造をしている。
グリチルレチン酸
分子式:C30H46O4
甘草から得られるグリチルリチン酸の加水分解によって得られる誘導体の一つ。
薬品の苦味を緩和するための調味料として用いられる。
胃潰瘍の治療に効果的であり、去痰剤としての特性もある。
コロスキン
切り傷などの小さな傷をホコリやバイ菌から守る液状の絆創膏。
切り傷やすり傷、さかむけ、あかぎれなどに塗ると、一瞬しみるが、すぐに殺菌性のある薄い皮膜をつくり、傷を外部から保護する。
皮膜は、炊事や洗濯などの水仕事をしてもはがれない。
ホータイ替わりになる傷薬。
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