佐藤健二先生(阪南中央病院皮膚科)

▼平成20年4月1日からの勤務先です。

  • 社会医療法人 阪南医療福祉センター 阪南中央病院
    http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/
    大阪府松原市南新町3丁目3番28号
    TEL:072-333-2100(代表)

・過去の勤務先
公立学校共済組合近畿中央病院
兵庫県伊丹市車塚3丁目1番地   TEL:072-781-3712

著書

2014年12月21日
新版  

患者に学んだ成人型アトピー治療―難治化アトピー皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法



メディア

毎日新聞(2017.04.8)に掲載されました。
スクリーンショット 2017-04-09 12
毎日新聞ホームページより引用      ↑ クリック ↑


佐藤健二先生のブログ 更新情報


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佐藤健二先生からのご寄稿文 

第40回アトピック講演会[2017.09.17](群馬の報告)

台風接近で雨も降っているにもかかわらず、会場は大入りでした。準備の素晴らしさだと思います。会場は劇場のようで、舞台にはスクリーンの横にグランドピアノが置かれてありました。水口先生とお母様がピアノの演奏をして下さいました。何と連弾です。途中でもまた最後にはお母さんお一人で演奏してくださいました。お二人とも大変お上手で、フロアから大きな拍手が起こりました。

 第一部乳幼児患者編の講演は、佐藤健二が「乳幼児アトピーの8カ条」を始めて紹介、次に佐藤美津子が「赤ちゃん・子どものアトピー治療-自然治癒を妨げない-食べること アトピーにとらわれない子育て」を話しました。次が水口聡子先生で「こんなに違う!ステロイドを塗らなかった赤ちゃんと塗った赤ちゃん」でした。患者体験談では、ステロイドを止めた後で頑張った子どもさんの話や、ご主人が脱ステしていたのでステロイドを使わずに頑張られた子どもさんの話でした。ご両親やご家族の意思統一の重要性を教えていただいたお話でした。質疑応答では、蛋白質摂取の問題についての質問や精神的に落ち込んでおられる子どもさんについての質問でした。

 第二部成人患者編は、佐藤健二が「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」、水口先生が「ステロイドによるアトピーの経過・ステロイドの影響は時空を超えて」で大変示唆的なお話でした。体験談は短期でステロイド依存になられてお話と、ステロイドが効きにくくなったという経験を医師に話しても信じてもらえずに、自分で脱ステロイドを始めざるを得なかったお話でした。質疑応答では、保湿をなかなかやめられないことで悩んでおられる話などでした。

 非常に悪い条件下での講演会でしたが、多数の方にご参加いただき大成功でした。何人かの友人が応援に来てくださいました。ありがとうございます。
 懇親会は場所が狭かったためこじんまりとしたものでしたが、話は弾みました。そして、二次会ではたくさん飲みました。ワイワイと楽しかったです。余り飲み過ぎないように、私について言えば余り食べ過ぎないようにしなければと反省しています。

 翌日の東京赤坂での懇親会も非常にたくさんの方々にご参加いただき大変嬉しかったです。来年はアトピックの10周年記念になります。一大イベントをしようかと考えております。お手伝いなど是非皆さんの積極的なご参加をお願いいたします。

第39回アトピック講演会[2017.05.17](宮崎の報告)

南国の晴れ渡った空を見ながら宮崎空港から会場へと急ぎましたが、途中、少し車の渋滞がありました。ニトリのある所では特に休日はこむとのこと。少し焦りましたが、すぐに不安は解消、スムーズに車は動き出しました。会場に着くとatpeaceの人々を中心ににぎやかに会場の準備がなされていました。
 開場の12:15には参加者はパラパラでした。しかし、講演が始まる時には準備していた席では不足し、追加のイスを用意しなければならないほどの盛況でした。atpeaceの方々の広報活動が実を結んだ形です。
 菊池さんと遠藤さんの参加で会が引き締まっています。
 講演は、藤澤重樹先生、佐藤美津子、佐藤健二でした。今回、都合で水口先生の講演は取りやめになりました。いつもの講演内容でした。
 体験談は大人については子どもアトピーを大人から見た報告と菊池さんの体験談です。子どもについては、藤澤先生のご指導と赤い本に従って自分でなされた報告と、遠藤さんの子どもさんの話でした。
 質疑応答では幾つかの質問が出され、活発な討論がなされました。前もって質問用紙に記した紙を持ってきていただいた方もいらっしゃいました。
 今回素晴らしかったのは、現地の小児科の先生と耳鼻科の先生が参加してくださいました。参加の依頼をした先生と脱ステロイド中の先生でした。また、医学部の学生さんも一人参加されました。医師の間に拡がっていけばありがたい話です。
 講演会の後の懇親会もワイワイと楽しく盛り上がることができました。
 この土地のatpeaceのように、各地域で脱ステロイドの会が立ち上がってくれると大変強い力になって行くと思います。
皆様ありがとうございました。

第36回アトピー性皮膚炎講演会 in 山梨の報告

今回の講演会は今後の講演会のやり方のお手本のようでした。アトピックとの関係のある患者さんが少ない地方での講演会開催について大変参考になりました。それにつけも現地で一人で頑張って準備してくださったO様に大感謝です。

 9月18日当日、朝から大阪でも小降りの雨でした。名古屋で新幹線から中央本線に移ると途中で激しく雨が降ってきました。しかし、塩尻を過ぎると小降りになり、甲府に着くと雨は殆ど降っていませんでした。台風16号の影響を我々の熱意で吹き飛ばしたかのようでした。やまなしプラザのオープンスクエアに着くと、成人体験談を話してくださるOさん、乳幼児体験談を話してくださるDさん、アトピックの代表の遠藤さんの3人が広い会場で机と椅子を準備中でした。ゆったり机と椅子を置け、スクリーンも大変大きく高い位置にありました。しかし、私のコンピューターがうまく動かず困りました。その時、成人体験談を話してくださるMさんとお子さん二人がこられ、中3のお兄ちゃんが直してくださいました。感謝感謝(説明を受けたけど健二は余り分かっていないと思います)。

 開場前から多くの方が来場されてました。今の時点では何人参加かは分かっていませんが、少なくとも50-60人の参加はあったのではないかと思っています。

 乳幼児患者編の講演はいつもの通りで、佐藤健二が「入院する赤ちゃんの問題点」、佐藤美津子が「赤ちゃんのアトピーは自然に治ります」、水口聡子先生が「こんなに違う!ステロイドを塗らなかった赤ちゃんと塗った赤ちゃん」です。

 Dさんの体験談:疑問に思いつつもステロイドを使い、使っている途中でやはり良くないと思い脱ステロイドをされた。途中で迷うこともあったが、水口先生とアトピーっ子育児の会の励ましで脱ステロイドに成功した。息子さんがアトピーになり、テレビのNHKも新聞の情報もすべてが正しいわけではないことを学んだそうです。遠藤さん:御自分の娘さんの脱ステロイドの経過を話され、娘さん以外にも多くのよくなられた方の紹介と脱ステロイドをされた先輩からの助言を話されました。

 質疑応答では、現在入院中の赤ちゃんのことで切実な質問がありました。低アルブミン血症があるにもかかわらず、カポジ水痘様発疹症と伝染性膿痂疹のある皮疹を石鹸で洗って余分な蛋白漏出を起こさせているが、どうしたらよいか、という内容です。生活環境を含めた病態の把握の不十分さによる問題のある局所治療で困っておられる実態が明らかになりました。もう一つは、精神発達の遅れのある子どもさんの脱ステをしたが、学校での問題でステロイドを再開せざるを得なかったが今後どうすればよいかという質問であった。本人が脱ステロイドの根拠を理解できないため、ゆっくりとステロイドを減らしていく治療をするしかないと説明がありました。

 成人患者編では、佐藤健二が「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」、水口先生が「ステロイドによるアトピーの経過」の講演がありました。

 Oさんが、御自分の壮絶な離脱経過の説明をしてくださいました。そして、「最後に、脱ステしてよかったかですが、正直ここまで来るには一筋縄ではいかない事ばかりでした。

仕事面でも私生活でも周りに沢山迷惑をかけ、諦める事も沢山ありました。しかし、ここまで良くなることで初めて脱ステして良かったと思えます。 」と締めくくられました。M様は、2回の入院経験で、ステロイド・免疫抑制剤・保湿剤をつかわなくても、アトピー症状は生活に差しさわりの無い程度に軽減できることと、それを実現するには体調管理と有酸素運動の重要性を指摘されました。

 質疑応答では、アトピー性皮膚炎は、幼児期には無くて少年や青年になってから発症することはあるのか、日焼けをしてはいけないのか、塩素の入っているプールに入るのは良くないのかなどの質問があった。幼少期に皮疹が無くても、大きくなってから始めて発症する人もいること、日焼けは全く良くないわけではなく少しずつ日焼けすれば抵抗力もつくこと、プールに入って皮疹が悪くなれば止めるべきことなどが説明された。

 部屋の整理中も何人かの患者さんが質問されていた。

 今回の講演会は、場所も準備も内容も大変良かったように思います。講演会の後、9人が懇親会に参加し話が弾みました。大変有意義な講演会と懇親会でした。

 ついでながら、9月19日に行なわれた東京交流会は、140名にも及ぶ参加があり大盛況でした。皆さん非常に楽しそうに歓談されておられました。何人かの患者さんは医師に相談をしておられました。大変良い会でした。遠藤様、御苦労様です。


第34回アトピック講演会[2016.03.20](香川)報告

すばらしい快晴の日(3/20)に、美しい瀬戸の海の見えるすばらしい会場でアトピックの香川講演会を開くことができました。

事前の準備は現地近くの、アトピっ子をお持ちのお母さん方が中心になって行なってくださいました。まったくスムーズな講演会でした。

お世話いただいた皆様、本当にありがとうございます。広島から駆けつけてくださった方もいます。

ご参加いただいた人々は、広い会場にゆったりお座りいただけました。高松市の人口構成からすると多くの方にご来場いただきました。

お子さんずれの参加者が少なかったのはすばらしい日和の続く連休の真ん中に開催したことが大きな要因と少し残念に思いました。

講演の内容は、佐藤美津子と佐藤健二はいつもの通りで、前者は「赤ちゃんのアトピーは自然に治ります」、後者は「入院する赤ちゃんの問題点」と「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」です。

藤澤先生は、いつも通り「子どもの湿疹こそステロイドを使うな」と新しく「歴史と先住民族から学ぶアトピー脱却法」を話してくださいました。
藤澤先生のお話はいつも新しく楽しいものです。

体験談は子どもの部でお一人、成人の部でお一人にお願いいたしました。やはり、体験談は参加された方の心を揺さぶるものがあるようです。また、お話はわかりやすいものでした。

質疑応答は少し少なかったです。質疑応答用の時間も少なかったですが。

関東から皮膚科医がお一人参加されました。周りにどんどん広げていただければと思います。

懇親会は楽しく行なわれました。お子様ずれのお母さんが多かったので二次会はありませんでした。

香川の講演会も大成功でした。


第32回アトピック講演会[2015.09.20](仙台)報告

嵐のライブがあるため、新幹線やホテルの予約が取りにくかった。その勢いに負けて閑散とした講演会になるのは嫌だなと危惧していたが、開けてみると60名を越すほどの参加を得た。Koさんを初めとした仙台のあとぴっ子育児の会「くじらぐも」の人々の宣伝活動のおかげで、たくさんの人々に参加していただけた。感謝感謝。講演者にとっては初めての開催場所で、3人とも少し迷って到着が遅れた。それでも何とかEさんと北海道から駆けつけてくれたKaさん、地元のAさん、そして勿論Koさんなど(お名前の知らない人がいました)のおかげでほぼ時間通りに開催することができた。子供さんが多くなることがわかっていたので、会場の後ろにガラス張りの部屋がありそこで聴講していただいた。だから、会場には子どもの泣き声はまったくなく、話はよく伝わった。

今回の講演の幼小児編は、佐藤美津子が30分、佐藤健二と水口先生が各15分を受け持った。後2者の話はこれまでに無いものであった。演題はそれぞれ、「赤ちゃん・子供のアトピーは自然に治ります」、「入院する赤ちゃんの問題点」、「こんなに違う!ステロイドを『塗らなかった赤ちゃん』と『塗った赤ちゃん』」であった。成人編は佐藤健二と水口先生が担当で、それぞれ「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」、「脱ステ中の色々な経過と脱ステが成功するには」と題した講演であった。

体験談は、Kさんが3歳の子どもさんの脱ステの経過を話された。淡々とした口調のなかにしっかりとした観察眼をお持ちの様子が伺われた。成人体験談はSさんが担当された。非常にわかりやすい話であった。

質疑応答では、乳幼児編ではやはり、乳児期からの保湿の問題と脱保湿の質問があった。成人編では脱ステロイドの時期や脱ステ後に調子が良くても再発する可能性などの質問があった。ホットな議論であった。

懇親会は16名もの参加があった。そのうち5人が阪南中央病院入院経験者。ほとんどが非常にきれいになっていて、アトピーがあるとはわからないほど。話は盛り上がり、盛り上がりすぎて時間が過ぎ、追い出される感じになってしまった。

今回も大成功であった。


第31回アトピック講演会[2015.06.21](岐阜)報告

会場はたくさんの車が無料で駐車できる広い駐車場を持ったすばらしいもので、部屋も広く多くの椅子を出せゆったり座ることができました。
乳幼児編と成人編の二部制で、第一部が終わるとかなりの人が入れ替わりました。
合計100人くらいの人が参加されたようです。岐阜講演会を準備いただいたYさんやOsさんのご家族などのご努力のおかげです。
講演会のチラシも広範に配布していただきました。ありがとうございます。


乳幼児編では佐藤美津子先生がアトピー性皮膚炎は自然に治ることと食物を食べることの重要性について、藤澤重樹先生が文献とご自身のデータからステロイドを使わないほうが予後がいいことを話されました。
患者体験談ではYさんが話された医者との間の苦労話、Osさんの食事を食べさせる苦労談、お二方に共通の結論「ステロイドを使わないでがんばるご家族はたくさんいるので友達の輪を作ることの重要性」が話されました。
時間は短かったですが質疑応答は活発でした。主として目を掻く時の対処方法についてでした。

成人編は佐藤健二が脱ステロイドにおける脱保湿の重要性と最近問題になっている経皮感作と乳児からの保湿の問題について話しました。
水口先生はわかりやすい絵を基に脱ステロイドの経過とステロイドに対する立場の違いによる経過の評価の違いについて話されました。
成人の体験談では信じにくい脱保湿の重要性の話と脱ステロイドをしても良くなることをNさんが、つい最近の入院の体験をOさんが、特に脱保湿の不思議を話してくださいました。
時間が無かったため成人の質疑応答はできませんでしたが、会場外でいくつかの質問を受けました。

司会はもう一人のOnさんがうまくおこなってくださいました。
Kさんがわざわざ東京から応援に駆けつけてくださいました。
その他、Sさんやお名前は出しませんが何人かの方が応援に来てくださいました。
この方々の応援があってはじめて講演会がうまくできたと思います。ありがとうございます。

31回も大成功だったと思います。オーガナイズしてくださったEさん、ご苦労様でした。

懇親会へは20名ほどが参加しました。おいしい料理でした。話は大変盛り上がりました。私はまた飲みすぎて失敗した。
懇親会場にメガネを置き忘れてきたようです(ボケ老人)。


第28回アトピック講演会[2014.09.14](東京)報告

今回の講演会では署名運動の締め切りが近づいていましたので広報活動があまりできませんでした。会場の定員が204名でしたのでかなり空席が出るのではと危惧していました。乳幼児の部では半分くらいの席が埋まりました。まあこんなものかと思いましたが、子どもずれの方が午後に退席されたらかなり空席ができるだろうなと思いながら講演会を始めました。

いつもと違いまずバックグラウンドミュージックが始まりました。Atopicの説明がまずありました。毎回の報告のものに加えて署名活動の内容と14000以上の署名が集まっていることの報告がありました。佐藤の始まりの挨拶の中で、講演を聴いて、ガイドラインやステロイドについて考えていただきたい旨の問いかけがありました。

藤澤先生、佐藤美津子の講演はいつもの話し方より少しゆったりしていて内容が良く分かっていただけたようです。休憩の後、1名の乳児の体験談、多数児のスライドを背景とした成人患者さんからのメッセージの朗読がありました。ともに感動的でした。時間があまり無く、質疑応答は少なかったです。この後、臨時のきらきら星を開く予定であったためかもしれません。きらきら星には26組ほどが参加されました。

休憩後、成人編に移りました。乳幼児をお連れの方々が多数退席されていましたが、成人編が始まる頃には乳幼児編のときよりも多くの方が参加してくださいました。講演会の初めの頃の心配は杞憂に終わりました。アトピックの紹介の後、ITSAN作成の脱ステロイドのアニメの日本語訳文付きと沼尻さんの阪南脱ステ日記の紹介がありました。その後、講演になりました。佐藤も水口先生もゆっくりと話しましたので内容はよく理解していただけたのではないかと思います。休憩の後成人患者さんの体験談がありました。感動的でした。質疑応答ではかなり難しい質問も出ていました。終わりの挨拶でも音楽が流れました。

講演会の後には、すぐ横で簡単な立食形式の懇親会が開かれました。これにも多数の方の参加がありました。パーティーのみの参加もかなりありました。和気藹々と話が盛り上がっていました。

今回の講演会と懇親会では多数の方の応援をいただきました。本当にありがたく思います。また、署名活動も予定数をはるかに超える数が集まり、協力くださった方々に心よりお礼申し上げます。

以上、簡単ですが、アトピックの東京講演会のご報告とさせていただきます。

なお、2014年11月2日(日)に大分県でアトピックの講演会を開きます。大分駅より5分のコンパルホール400会議室です。よろしくお願いいたします。


第24回アトピック講演会[2013.09.15](東京)報告 (2013.09.23)

台風18号の日に行われた講演会でしたが、朝からフェイスブックなどで開催の有無の問い合わせが殺到しました。
東京の皆さんにはやきもきさせましたが、大阪から参加の菊池代表、佐藤美津子、佐藤健二は40分遅れで会場になんとか到着しました。
さすがに第1部の乳幼児編では参加者が少なかったですが、第2部ではかなりの参加があり、結局参加者は230人を超えました。
ありがたいと思うと同時に問題の広さと危機感の多さに身が引き締まる思いでした。

第24回の東京講演会は幾つかの意味で画期的でした。
一つは代表が替わり、新しく二人の代表になったことです。
お二人は新しい息吹をもたらすことのできる技能をお持ちで、前代表が築き上げられた成果を発展させることのできる能力をいかんなく発揮されたと思います。

開演は5分遅れましたが、その冒頭に、バックグラウンドミュージックの流れる中、アメリカのITSAN(国際ステロイド外用剤依存ネットワーク:International Topical Steroid Addiction Network)が作り、新代表の訳した字幕が出るステロイド依存とその治療を示すアニメのさわりが映されました。
そののち、新代表の挨拶とアトピックについての説明がなされました。
子どもたちがステロイドで困らないために使用を控えることと、ステロイド依存の人には脱ステロイド・脱保湿を勧めることが説明されました。
これらを実現するために、患者がステロイドや免疫抑制剤を使わない治療を選択できるようにすること、ステロイド・プロトピック・保湿剤に対する「依存症の存在」を認めること、小児の治療において「ステロイド・プロトピック」の使用を極力減らすことを求める署名活動の開始(2013.9.15から2014.9.14まで)を発表されました。

第1部は藤澤先生(ステロイドはなぜいけないのか?エビデンスから解るその理由)と隅田先生(乳幼児の体重増加とアトピーの治療)、佐藤美津子(赤ちゃんのアトピーは自然に治ります)の講演で、子どもにステロイドを使わない方が早く良くなることが説明されました。
お二人の感動的な乳幼児体験談の後、今回の講演会で初めての試みとして、パネルディスカッションが行われました。
テーマは自由に掻かせるのが本当に良いのかという問題と食物アレルギー検査陽性の子どもに食物を食べさせることについて話がなされました。講演会中に集めた質問の中から多かったものについての質疑応答が少しありました。

第2部の初めには再度新代表の挨拶があり、アトピックの目的や署名活動について説明がありました。
そして、ISTANのアニメが終わりまで流されました。次に佐藤健二(難治アトピーに脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿)と藤澤先生(ステロイドを止めて自然治癒を得るにはどうするか)、水口先生(ステロイドによるアトピーの経過と問題点一脱ステロイド療法の成功のカギー)の講演があり、わかりやすいが感動的なお二人の成人患者体験談をお聞きした後で、前もって記入いただいた質問票を中心に質疑応答が行われました。
質疑応答はポイントが絞られているためわかりやすい内容であったと考えます。

閉会時にはビデオ画像が映されバックグラウンドミュージックが流れるなかで、幾つかの説明がなされました。
11月23日の伊勢(三重)講演会、そして忘年会の開催予告もありました。12月14日(土)に大阪で、12月21日(土)に東京です。

懇親会では、何人かの人に話していただきましたが、ぜひお知らせしなければならないことは、この講演会に参加するためにわざわざイギリスから来られ、懇親会にも参加された方がおられたことです。
この方は佐藤健二の「患者に学んだ成人型アトピー治療、脱ステロイド・脱保湿療法」(つげ書房新社、佐藤健二著)を英語訳してくださる方です。
ご自分も脱ステロイドをされ、ITSANに投稿されておられます。
その中で、脱ステロイド・脱保湿の話をすると大変興味を持たれる方が多かったので、翻訳しようということになりました。
ステロイド依存で困られておられる方は世界中におられます。
国際的な活動が行えるならば必ずやアトピックの目的が達成できるだろうと考えます。
その目的のため、アトピックのホームページも近々英語版ができることになっています。

このように、新生アトピックは並々ならぬ決意で自分たちの目的を達成しようと頑張っています。
皆様のご支援ご鞭撻があればさらに良い活動ができると考えます。私も一緒に頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。


妊婦のステロイド外用が胎児に及ぼす影響 (2012.04.29)

妊娠中のステロイド外用による胎児への影響についての総説論文が出ました。以下の論文です。

「妊娠中の外用ステロイドについての証拠に基づいたガイドライン Evidence-based (S3) guideline on topical corticosteroids in pregnancy Chi CC et al, British Journal of Dermatology 2011; 165: 943-952

注意すべき内容をお知らせいたします。イギリスでの調査では、次のことが行われました。
最終生理の85日前から出産あるいは胎児死亡までの間中ステロイドが処方された妊婦とステロイドを使用していなかった妊婦の二つのグループの妊婦から生まれた子供について比較しています。

結果は次の通りです。
強力なステロイドを外用すると胎児の成長抑制が起こるが、弱いステロイドでは起こらなかった。
胎児の口唇顔面裂や早産、胎児死亡は起こらなかった。
デンマークでの調査では、妊娠前から妊娠初期3ヶ月の間にステロイドを処方された妊婦とステロイドを外用していない妊婦で比較しています。
ステロイド外用と口蓋裂単独との間で相関は無かったが、口唇裂単独か口唇裂に口蓋裂を加えたものについては軽い相関が認められた。
しかし、容量・反応関係とステロイド強度・反応関係からみるとこの関係は不確かであった。

イギリスの調査で問題となるステロイドの強さについては次のように弱いものと強いものとに分類されています。
日本で発売されているステロイドのみを記します。
一覧表の左側の濃度はChiさんが記したもの(外国では、日本と商品名は同じでも濃度が色々違うのが販売されている)で、右側は日本で発売されている濃度です。

ステロイドの強さChi氏の濃度%日本での市販濃度%
弱いもの
アルメタ0.050.1
リンデロンV0.0250.12
キンダベート0.050.05
フルコート0.006250.025
強いもの
リンデロンDP0.05-0.0640.064
リンデロンV0.1-0.120.12
デルモベート0.050.05
ネリゾナ0.1-0.30.1
フルコート0.0250.025
トプシム0.050.05
ロコイド0.10.1
フルメタ0.10.1
ケナコルトA・レダコート0.10.1

処方された薬の量が増えると胎児の成長抑制が起こる危険が更に高くなることも認められています。

胎盤でのステロイドの不活化率と胎児への移行率も記されています。
胎盤では11β水酸化ステロイド脱水素酵素によってステロイドの作用が不活化されます。
研究結果のあるもののみが表示されています。ヒドロコルチゾン(コーチゾール)が生体のステロイドで不活化されてコルチゾンになります。

不活化率%胎盤通過率%
プレドニゾロン10-12
ヒドロコルチゾン8515
ベタメタゾン28-33
メチルプレドニゾロン44.6
デキサメタゾン67
フルチカゾン0


■佐藤のコメント
弱いステロイドで薄めずに外用して体重増加抑制の認められなかったのはキンダベートだけです。アルメタは2倍、フルコートは4倍、リンデロンは5倍に薄めたもので初めて体重増加抑制が認められなくなっています。
弱いと思われているロコイドやケナコルトAでも体重増加抑制が認められています。
また、日本では、ロコイドやケナコルトAはキンダベートと同じⅣ群のマイルド群に分類されているので、キンダベートでも起こる可能性はあると考えるべきでしょう。
従って、胎児の体重増加抑制を起こさせないためには、やはりステロイドを外用しない方が良いと言うべきでしょう。
生体のステロイドであるヒドロコルチゾンでも胎盤で85%も不活化されるようになっていることは、胎盤がステロイドが大量に胎児に届くことを阻止し、胎児を保護していると考えられます。
ベタメタゾンはリンデロンですが、かなりの率で胎盤を通過しています。合成ステロイドはヒドロコルチゾンよりかなり作用は強いので問題が起こっている可能性があります。
デンマークの結果がそれを示していると考えるべきでしょう。喘息予防のステロイド吸入薬であるフルチカゾン(商品名フルタイド)は全身的にも吸収することは分かっていますし胎盤を通過することも分かっています。
フルチカゾンが胎盤を通過した後全く不活化されないことは今後大きな問題を起こす可能性があります。
要注意です。


●Chi, CC; Kirtschig, G; Aberer, W; Gabbud, JP; Lipozenčic, J; Kárpáti, S; Haustein, UF; Zuberbier, T; Wojnarowska, F Evidence-based (S3) guideline on topical corticosteroids in pregnancy.
Br J Dermatol. 2011; 165(5):943-95

Women with skin conditions may need topical corticosteroids during pregnancy. However, little is known about the effects of topical corticosteroids on the fetus. A guideline subcommittee of the European Dermatology Forum was organized to develop an evidence-based guideline on the use of topical corticosteroids in pregnancy (http://www.euroderm.org/edf/images/stories/guidelines/EDF-Guideline-on-Steroids-in-Pregnancy.pdf). The evidence from a Cochrane Review suggested that the major possible adverse effects on the fetus of topical corticosteroids were orofacial clefts when used preconceptionally and in the first trimester of pregnancy, and fetal growth restriction when very potent topical corticosteroids were used during pregnancy. To obtain robust evidence, a large population-based cohort study (on 84 133 pregnant women from the U.K. General Practice Research Database) was performed, which found a significant association of fetal growth restriction with maternal exposure to potent/very potent topical corticosteroids, but not with mild/moderate topical corticosteroids. No associations of maternal exposure to topical corticosteroids of any potency with orofacial cleft, preterm delivery and fetal death were found. Moreover, another recent Danish cohort study did not support a causal association between topical corticosteroid and orofacial cleft. The current best evidence suggests that mild/moderate topical corticosteroids are preferred to potent/very potent ones in pregnancy, because of the associated risk of fetal growth restriction with the latter.


患者に学んだ成人型アトピー治療―脱ステロイド・脱保湿療法

本書は主として入院による脱ステロイド脱保湿療法について述べたものである。
本療法は、外来通院でも可能であるが、重症になると入院した方が良い場合が多い。

入院治療を行うには、専門的知識を持つ医師の指導と、訓練された病棟看護師の見守りと、脱ステロイドに理解の有る呼吸器内科(喘息が問題となる)小児科、眼科(アレルギー性結膜炎、白内障などが問題となる)、耳鼻科(アレルギー性鼻炎が問題となる)、心療内科(うつ状態や精神的ストレスなどが問題となる)など他科との連携などが不可欠である。



ステロイドを使いたくないといっている患者の行動を「ステロイド忌避(きひ:きらいさけること)」という言葉で皮膚科医などが表現していることについて一言述べたい。

私の所で脱ステロイド脱保湿を行って一、二ヶ月経った頃に

すべての外用を中止すれば一ヶ月ちょっとでこんなに痒みが減り、皮膚がよくなってしまった。私はこの10年間、一体何のために皮膚科に通いステロイドを外用してきたのかとつくづく思う。
皮膚科へ行けば「きちんとステロイドを塗ってないのと違うか」「もっと真面目に治療せなあかん」などと怒られっぱなしだった。
きちんと塗ってもいたし、言われた通りに保湿もしてきました。
医師は私の言うことを信じてくれませんでした。だから、時には民間療法にも高いお金を使っていました

と言う。

そして、

腹は立つけど医師に直接文句は言いにくいです

と言って自分を慰めている。

忌み嫌われているのはステロイドであろうか、それとも患者の訴えを聞くことができず皮疹の変化を認識できないステロイド一点張りの医師なのであろうか。

ステロイドの新しい副作用を認識できずまたその副作用の治療を知らない皮膚科医は、ステロイド外用剤を上手に使用する専門医とは決して言えない。

成人型アトピー性皮膚炎の脱ステロイド脱保湿療法では水分コントロールが重要(あとっぷ72号2006.09)

成人型アトピー性皮膚炎の脱ステロイド脱保湿療法を行うに当たって注意すべき点の幾つかを述べてみました。細かく言えばもっと詳しく書かなければならないのですが、重要な点のみを述べ、かつ水分の調節に重点を少しおいて書いてみました。
成人型アトピー性皮膚炎とは?

「成人型アトピー性皮膚炎」とは、ステロイド使用によって生じたステロイド依存性皮膚症を合併するアトピー性皮膚炎で、そのほとんどの患者は保湿依存症を伴います。ステロイド依存性皮膚症とは、皮膚が外用ステロイドなしには普通に機能しない状態で、外用中止により離脱症状を起こします。保湿依存症とは皮膚を保湿しないと一定の状態を保持できず外用ステロイドの離脱症状と同様の症状を起す状態です。
 
アトピー性皮膚炎は、幼少期から一部は成人近くになって発症する、瘙痒と掻破を症状の中心とする疾患で、肘(肘窩)・膝(膝窩)・首・上胸・手首・顔などに苔癬化をもたらす皮疹をつくります。

遺伝的要因が発症にかかわっていますが遺伝が原因のすべてではありません。多くの患者では皮膚の乾燥や皮膚血管、発汗その他の皮膚の異常を伴います。ほとんどの人はアトピー性皮膚炎をアレルギー疾患と考えていますが、そのように考えずに考察するほうがより病気を正しく把握できると考えます。アトピー性皮膚炎の原因はまだ不明とすべきです。

■脱ステロイド脱保湿とは?
脱ステロイドとは、薬物として外用された化学物質としてのステロイドが皮膚から除去されることと、ステロイド外用により生じた種々の皮膚調節機構の撹乱(ステロイドの影響)が元に戻ることを意味します。

前者は約一ヶ月で完了するが後者はかなり長期(数年)にわたることが多いです。脱保湿とは、水分が常に過剰に皮膚表面に人工的に存在させている状態をなくすことと、この状態に適応した皮膚の代謝過程から、皮膚が普通に大気に接している状態での皮膚の代謝への変換を意味します。
前者はすぐに可能ですが後者は脱ステロイドと同じく長期にわたることがあります。

ステロイド依存症からの脱却には脱ステロイドと脱保湿が必要です。

■脱ステロイド初期の皮膚状態
脱ステロイドあるいは脱保湿を始めて一週間ほどは非常につらい時期です。特に重症の人では、全身の皮膚は赤みを増し、腫れ、滲出液が出、亀裂があり、痂皮により皮膚が突っ張り、激しい痒みが続き、夜は眠れず、昼もしんどくて布団から出るのがつらいという状態が続きます。

皮膚の毛細血管は透過性が亢進し少しの変化で血管内の水分が外に出る状態となっています。出ると浮腫が起こり、表皮側に障害があると簡単に皮膚の外に水分が出て行くことになります。血管透過性が亢進する理由は、炎症によりヒスタミンが出ることでも起こりますが、血圧が上昇することでも起こってきます。

■水分摂取の調節が重要
脱ステロイド初期には理由は未だ不明ですがのどの渇きが強くなります。必然的に水分を多く取ることになります。皮膚の状態にもよりますが、症状がよりひどければより容易に皮膚の表面から滲出液が出たり、水分蒸発が起こります。

のどの渇きに従って水をがぶ飲みすると、血管内の水分量が増え血圧が上がり血管からの漏出が増えます。また、水分を多く取ると血管内の浸透圧が減少し相対的に透過性が亢進します。従って、脱ステロイド中は水分の摂取には注意をし、摂取過多にならないように注意することが必要です。

ひとつだけ重要な注意をしておきますが、水分を取らなければ取らないほどよいと思わないことです。水分は一日に2500mlほど必要です。水分をあまり取らないようにすると血液中のナトリウム(塩分)濃度が高くなりすぎて命にかかわることがあります。
だから、重症の人は医師の監視の下に脱ステロイドをするほうが安全です。

何らかの理由で体温が上がり38度を超えることになれば水分調節(制限)は中断し、のどの渇きに従って水分を自由に摂取する必要のあることも知っておくべきことです。

脱ステロイド初期の激しい症状が良くなり安定した状態になった時点で水分制限が必要かどうかという問題は、次のように考えています。

安定した時期には水分制限は必要です。その後、皮疹がほとんど消失した時点では水分制限はあまり厳しく監視する必要はありませんがどちらかというと少し水分控えめ程度が安全です。脱ステロイド後も時々皮疹の悪化するときがあります。このときには水分制限は再度重要な注意事項となります。

よく多くの水を飲んで体の毒素を洗い流すという発想で水を大量に飲む方がおられますがこの考えは捨てたほうがいいと思います。

■食事は何を食べてもいい
多くの人は、アトピー性皮膚炎患者は食物アレルギーがある、と信じていています。しかし、この信念は間違いです。食事は何を食べてもいいのです。

甘いものでも、油っぽいものでも、お菓子でもかまいません。食物アレルギーが本当にあれば医師を訪れる前に患者本人あるいは家族が発見しています。勿論当たり前の話ですが、自分で発見しているアレルギー物質を食べるのはもちろんだめです。

要するにバランスよくお菓子などは食べ過ぎないようにすればいいのです。アトピー性皮膚炎でつらい思いをしているのに、更にあれを食べたらだめこれを食べたらだめといわれたら本当にかわいそうです。アレルギー検査をして陽性に出ても、検査までに食べていたら何の制限も要りません。

■お風呂は消毒の変わり
まだイソジン液で体を消毒する治療方法が行われています。褥瘡や皮膚潰瘍に対する治療として消毒薬を使う消毒は行わなくなってきています。消毒薬の細胞障害性が皮膚の治癒を遅らせるからです。

脱ステロイドをするときには、皮膚は細かく見ると小さな傷がたくさんあります。イソジンはこの傷に悪い作用を及ぼします。細菌を殺すとして使われている超酸性水も同じ理由で使わないほうがいいのです。その代わり、お風呂で優しく皮膚を洗えば、皮膚の細菌を洗い落とすことにより感染予防になり、細菌増殖の温床である痂皮などを取り去ってくれます。

強く洗うことは避けるべきですがお風呂は脱ステロイドを順調に進ませるために積極的な意義があります。なお、石鹸はアトピーに良いとか肌に優しいとか言われているものは避ける必要があります。保湿作用があるからです。なお入浴は短時間にすべきです。15分ぐらいが適当です。
 
皮膚がかなり強くなると、入浴は心臓を強くするためのリハビリとしても利用できます。このときは、注意さえしておればかなり長時間はいっても問題はないでしょう。

■痒み止めは補助手段として有効
脱ステロイド中は強い痒みがあります。この痒みを押さえ込むことの出来る薬物はステロイドしかありません(症状が軽ければプロトピックでも可能。勧めている訳ではありません)。

ステロイド以外の痒み止めは抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤と言われている物を含む)がありますが、効果は強くなく、完全に痒みを押さえ込むことは出来ません。

しかし、少しは効いているので使用するほうがいいと思います。緑内障や前立腺肥大のある方は要注意です。また、不眠もほとんどの人が感じています。短期間で終るように努力しつつ睡眠薬を飲むことは勧めています。

■プロトピックについて
ステロイド離脱の方法としても利用されているプロトピックは多くの問題点を持っています。脱ステロイドを助けるという意味だけを取り上げても、必ずしもそうでないことがあります。

プロトピックでよくなる患者はプロトピックを使用しなくても良くなります。ステロイド離脱が出来ない患者でこれを使うと、かえって脱ステロイドが困難になる傾向がありあります。だから、プロトピックはアトピー性皮膚炎に使用しないことが望ましいです。

以上、脱ステロイド治療の初期に注意すべき点ついて概説しました。ここに書かれていることは一般的なことなので、個々の患者の個々の時期について全て正しく適応できるということにはならないことを知っておく必要があります。

皮膚は常に変化し治療方法を常に変更するように要求しています。このことを知っておかないと上手な脱ステロイド治療は出来ません。


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